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2006年11月14日

ナンバーポータビリティ時代のモバイル SEM


2006年10月24日より、携帯電話番号ポータビリティ(Mobile Number Portability)が実施された。これにより各キャリアにおいて顧客獲得のためのキャンペーン合戦が激化している。

キャリアを変えても電話番号は変えなくても良いということで、ユーザのキャリア乗り換えへのハードルを下げており、キャリアのシェアに変化が起きており、今後のキャリアのシェアの動向について注目が集まっている。(例えば、番号ポータビリティ開始1週間で KDDI(au)が約8万ユーザを純増させたというニュースも発表されている)この、番号ポータビリティにおけるシェアの変化やキャリアの諸々の動きを受け、SEM の世界にも影響が出ている。

au の EZweb における Google、SoftBank の Yahoo!ケータイにおける Yahoo!のように、キャリアにおいて主要な検索エンジンが異なっているのはご存知のことであろう。検索エンジンが違うということは、検索結果に表示される広告媒体は異なるということだ。広告媒体毎のインプレッションや誘導数等の実績において、今までは比較的ある程度一定の傾向を保っていたが、今後キャリアのシェアが変化することにより、広告媒体の実績値も変動する可能性が高い。

このことにより考えられることは、出稿している広告媒体の実績が大きく変動することである。シェア増加によりインプレッション(クリック数)が急激に増えることもあれば、今まで好調だった広告媒体の成果がある日突然悪くなってしまうことが有り得る。前者は、クリック数の増加により成果数が増え、広告費が増えるし、後者は広告費は減るが成果も減ってしまう。

キャリアをまたいで複数の広告媒体に出稿していれば、総合的に見た場合の傾向の変化は大きくないはずであるが、ある特定の広告媒体に注力していた場合には非常にリスクが高くなる。これを回避するためには幅広く広告を出稿するか、広告媒体の実績を随時チェックしたり、Web 解析で訪問ユーザのキャリアの動向をウォッチしたりする必要がある。

モバイルは PC と比べ、発展途上にあることもあり、今後も変化が起き続けるだろう。モバイルサイトを運営するマーケッターは、その変化に柔軟に対応をし続け自社の Web マーケティングを運営していかねばならない。しかし、変化が起こるということは、変化に上手く対応することができれば、劇的に Web マーケティングの成果が向上するチャンスがあるということでもある。変化をキャッチし、Web マーケティングの成功を実現するためにも今後のモバイル業界から目が離せない。

(執筆:株式会社アイレップ SEM インテグレーショングループ Web 解析チーム 原田憲悟




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2006年11月14日 12:56 - [SEMコラム]

 


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