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2006年11月20日

モバイル検索に対応するサイトの作り方とは?


2006年10月24日よりナンバーポータビリティーサービスの提供が始まった。携帯番号を変えずにキャリア変更ができるようになったため、各キャリアはユーザ離れを防ぐ対策を次々と打ち出している。その影響は、モバイルにおける「サーチ」にも及んでいる。モバイルコンテンツが増え続ける現在、ユーザがインターネット上から”欲しい情報”をより簡単に見つけられるような環境を提供することもキャリアの重要な役割であり、今後はユーザがキャリアを選択するひとつの条件となるだろう。

まずは、各社の「サーチ」に対する取り組みをまとめてみよう。auではEZwebのトップ画面にGoogleの検索窓が設置されている。検索結果は公式サイトの検索結果→一般サイトの検索結果の順に並ぶ。ソフトバンクでは、10月1日から、これまでのvodafone live!へ接続するボタンを押すと、Yahoo!ケータイに直結するようになった。ここにももちろん検索窓があるが、検索結果は、公式サイトも一般サイトも混合されている。ドコモもi-menuの中に検索窓を取り入れており、検索結果は公式サイト→一般サイトの順であるが、一般サイトの検索結果は、Google、ixen(SeafTyy)、CROOZ!等複数の検索サイトからユーザが選択する仕組みになっている。

では、それぞれのエンジン検索結果に相違はあるのか、検索結果画面より検証をしてみた。

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調査対象キーワード:クレジットカード


◆ドコモ

◇i-menu公式サイト検索
1.大手カード会社
2.カード情報ポータル
3.大手カード会社
4.大手カード会社
5.大手カード会社

◇一般サイト検索:ixen(SeafTyy)
1.大手カード会社
2.大手カード会社
3.大手カード会社
4.大手カード会社
5.大手カード会社

◇一般サイト検索:CROOZ!
1.カードアフィリエイトサイト
2.消費者金融比較サイト
3.コンテンツ(読み物)
4.カード比較サイト
5.クレジットカード現金化サイト

◆au
◇Google公式サイト検索
1.着メロサイト カード支払い案内ページ
2.チケット会社 カードでのチケット購入方法
3.コンテンツ(読み物)
4.ショッピングサイトヘルプページ(カードの有効期限)
5.チケット会社 カードでの購入案内ページ

◇Google一般サイト検索
1.カード比較サイト
2.カード比較サイト
3.コンビニサイト
4.カード会社サイト
5.カード比較サイト

◆ソフトバンク
◇Yahoo!検索
1.キャッシング系カード会社
2.カード比較サイト
3.カード比較サイト
4.ゲームサイト
5.子育てサイト

※調査内容、2006年10月現在のものとなります。

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◇ドコモ imenu公式サイト検索
◇SeafTyy
は大手サイトがヒットしており、またヒットしているのはトップページである。カテゴリ検索の検索結果に近い状況と言えよう。
◇CROOZ!
◇au Google公式サイト検索
◇au Google一般サイト検索
においては、トップページでないページも多くヒットしており、比較的文字情報の多いページが上位に表示されている。
◇SOFTBANK Yahoo!検索
においては、上位3位までは、PCで検索した結果に近い状態ではあるが、4位以下は、「クレジットカード」とは関連性の低いサイトが出てしまう。
他にも「航空券」等数種類のキーワードで調査をしたが、結果はほぼ同じ傾向となった。

これ程までに検索エンジンにより結果に違いがあると、一体どの検索のアルゴリズムに合わせてSEOを施していくべきなのか。そこに明確な答えを出すことは難しいだろう。ある検索エンジンにターゲットを絞り対策を打ったとしても、今後検索エンジン側のアルゴリズムが大きく変更されることは容易に考えられる。モバイルサーチの検索結果は上記のように、まだユーザにとって決して便利に利用できるものとは言えないからだ。

結論、モバイルSEOは、やはりPCにおけるSEOと同じように、検索アルゴリズムに左右されない基本的な対策を取ることからはじめるべきだろう。検索アルゴリズムに左右されない基本的な対策とは、例えば、クローラーのIPアドレス(もしくはユーザエージェント)によるアクセスを許可すること、パラメータが複雑になりすぎないこと、ページ内に適切にキーワードを含ませること、<title>や<meta>タグをページの内容に合わせて記載すること、サイトマップを用意すること等である。モバイルの検索ユーザは「その場で情報が欲しい」(例:「近く」のレストランを探したい、「今営業している」レストランを探したい)可能性が高いが、検索ニーズを汲み、基本的なSEO対策によりサイト全体を検索に拾われやすい作りにしておくことで、そのようなモバイル独特の検索にも対応することができるようになるだろう。検索のシチュエーションが違っても、基本的なSEOを行なっておくこと=企業が発信している情報を着実にユーザに届けることができる、ということは、PCもモバイルも変わりはないのである。

(株式会社アイレップ マーケティンググループ 斉藤佐知子)




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2006年11月20日 21:28 - [SEMコラム]
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