« アイレップ、ヤフーとオーバーチュアをゲストスピーカーに招き、SEMセミナーを開催! | SEM ilog ホーム | 重複コンテンツが招く SEO トラブルとその解決策 »
商圏を限定した地域サイトのSEO
●商圏が限定された地域サイトへのSEO
「SEOを使って検索エンジンから集客」という言葉はよく聞くものの、自社にとってのお客様は近郊の人だけなので、SEOは必要ないと考えている方はいないだろうか。
また、限られた商圏向けサービスサイトにSEOを行って検索エンジンで上位表示されたものの、効果が無かったという方はいないだろうか。
ウェブサイトは日本中、世界中から閲覧する事ができるものの、商圏を限定したサービスを提供する地方企業等が公開するサイト、"地域サイト"では、日本全国からのアクセスを得る必要がない場合が多い。
そのような地域サイトでは、ビックワードを主体とする一般的なSEOを行っていては成果に結びつかない場合が多い。だが、地域サイトに適したSEOを行ったのならば、大きな費用対効果に繋がる可能性が高い。
地域サイトがSEOを行う場合、どのような注意点が必要なのかを考えてみたい。
●地域サイトと大手サイトのSEOの違い
一般的に、大手サイトがSEOを行う場合は「転職」「結婚式」といったサービス名での上位表示を狙う場合が多い。そして、地域サイトがSEOを行う場合にはサービス名に地域名を加えて「名古屋 転職」や「仙台 結婚式」などのようなワードでの上位表示を狙う方針がよく取られる。
しかし、地域サイトが「地域名 サービス名」だけでSEOを行う方針は果たして正しいのだろうか。
例として「結婚式」についての検索数(※1)を調査した。「結婚式」では162,630回あるものの、「仙台 結婚式」では295回に留まっている。
結婚情報を提供する大手サイトがSEOを行い「結婚式」という検索ワードで上位表示された場合、多くのアクセスを得られる事が予想できるが、地域サイトがSEOを行い「仙台 結婚式」で上位表示されたとしても、得られるアクセスは限られた数になるだろう。
このように、地域サイトがSEOを行う場合に、特定のキーワードからの集客を目標としたSEOを行うと成果に結びつかない可能性が高い。地域サイトは、特定のキーワードに注力するSEOとは別の考え方・別の施行を行っていく必要があるのである。
※1:検索数の調査はOvertureキーワードアドバイスツールを使用(2007年4月の数値)
●地域サイトが行うべきSEOとは
地域サイトが、特定の「サービス名 地域名」の検索で多くのアクセスが得られないとしても、SEOによって多くのアクセスを獲得し、効果に繋がりやすい方法が存在する。
それは、より多くのワード、つまりロングテールを意識したSEOを行う事である。
"より多くのワード"に対するSEOとは何か?例として、先ほどの「結婚式」に関連するワードの検索数を調査した。
○ビックワードでの検索
・結婚式 162,630回
・結婚式場 60,610回(「結婚式」と比較して37.3%)
・結婚式 二次会 32,170回(同19.8%)
○地域掛け合わせワードでの検索(仙台での例)
・仙台 結婚式 295回
・仙台 結婚式場 282回(「仙台 結婚式」と比較して95.6%)
・結婚式 二次会 仙台 215回(同72.9%)
地域名を加えた検索では、検索数上位のワードと、下位のワードとの検索数の差が小さい傾向がある。つまり、「仙台 結婚式」ではアクセス数に限界があるが、「地域×イベント+付随する関連事項」などの検索にも対応させることにより、モチベーションの高いユーザーを多く誘導させることが可能となる。そのため、SEOにより大きな成果に結びつく可能性が高くなる。
●地域サイトが対応すべきキーワードとは
地域サイトにおけるSEOのポイントは、地域に密着した検索ワードに対応させることである。全国を対象とする大手サイトは、地域に密着した情報を得る事は難しいため、対応しない場合が多い。その点、地域サイト運営者にとって地域に密着した情報は、日常生活で触れる情報であるため対応することは容易である。
サイト・ページの構成を検索エンジンが認識しやすい形にした上で、都道府県名・市名に留まらず、区名・町名などの細かい地域名や、お祭りやイベント、特産物なども含めて、より多くの情報をWebサイト上に掲載することで、幅広いワードの検索からのアクセスを得る事が可能になる。
●地域サイトのSEOの現状
実際に地方サイトを確認してみると、地域に密着した情報を効果的に公開しているWebサイトは非常に少ない。
多くの地方企業は地域の特性を活かしたサービスを展開していても、その情報をWebサイトで広く公開していない傾向がある。
例えば、札幌のホテルのサイトでは、雪まつりの観光客宿泊の予約を得るために様々なキャンペーンを行っているが、その情報は冬の限られた期間しかWebサイトに掲載されていない。また「ビール」という地域に密着したニーズがある商品の情報も、夏の間だけの掲載になっている場合が多い。
もしも関連する情報を通年で掲載していたならば、様々な検索ワードからのアクセスを多く得られるだろう。
インターネットで公開する情報は、通年提供できるメニューや情報だけという方針では、地域サイトが持つ「地域密着」という利点を捨てていると言える。
大手サイトが発信することができない、地域に密着した価値ある情報を発信していく事が重要である。
●成果を上げるために
最近では、飲食店や宿泊施設のサイトなどを中心にSEOを意識した地域サイトも増えてきているものの、特定の「サービス名 地域名」の上位表示だけを狙っている場合が多い。地域サイトが、大手サイトと同じ考え方で限定されたキーワードだけでのSEOを行っては、得られる成果は非常に限られたものになってしまうだろう。
ユーザーが検索の中で使用する多様なキーワードには、多くの地域関連のキーワードが含まれている。そのキーワードからユーザーのモチベーションを把握して、独自コンテンツとしていく事で、幅広い集客に繋がるだろう。
地域サイトは、地域を知り尽くしているからこそ作成可能な地域密着コンテンツを持つことができる。そして、地域密着コンテンツでしか得る事が出来ないアクセスがある。
大手サイトと差別化して、ユーザーのモチベーションと合致した独自のコンテンツを構築していく事で、幅広い検索ワードからのアクセスを集め、成果につなげていく事が可能である。
執筆:株式会社アイレップ SEOグループSEOチーム 辻正浩
[PR]
保険探し、生命保険の見直しなら 保険比較サイト 保険市場へ
学資保険、医療保険、生命保険などの最新人気ランキング、豊富な商品数から徹底比較。一括資料請求できます。
[PR] ランキング上位だけで満足ですか?売上げに直結するSEOならアイレップにお問い合わせを
2007年9月14日 17:36 - [SEMコラム]






