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Google プレースメントターゲットを活用した広告戦略
先週、Google サイトターゲットが「プレースメントターゲット」という名称に変更されたことが発表された。入札方法に関しても、これまでの上限 CPM(広告を1,000回表示するごとに支払う上限金額)による入札だけでなく、CPC(クリック単価)での入札も可能になった。
プレースメントとは、サイト上の特定ページまたは特定の広告ユニットのことを指し、サイト全体のみならず、特定のサブセクションまで掲載箇所をターゲットできることから「プレースメントターゲット」という名称に変更されている。
これまではインプレッションによる課金だったため、ROI を測りづらく広告出稿できなかった企業が出稿しやすくなると同時に、より細かなターゲティングができるようになったために広告のマッチング精度がさらに向上することが想定される。
ここで、改めてプレースメントターゲットの特徴をまとめてみよう。
・Google のネットワーク内(Google の広告が表示されるサイト)であれば、掲載スペースを自由に選択することができる
・投下予算の下限上限を自由に決めることができる
・クリエイティブの形式はテキスト・イメージ・動画と多彩
・掲載サイトやクリエイティブを期間中自由に変更することができる
・設定する上限 CPM または CPC によって、掲載頻度が変わる
例えば、化粧品メーカーの広告を配信する場合、コンテンツネットワークの中からクチコミサイトの化粧品カテゴリを選択することができる。ユーザーが化粧品のクチコミ情報に接触している瞬間に、関連性の高い広告を配信できれば、より商品を深く理解してもらったり、商品購入の可能性を高めることができるだろう。
ここで、健康食品業界を例に、予算100万円で Google プレースメントターゲットの広告戦略を立ててみる。
掲載サイトや掲載スペースは、主要1サイトではなく多数選択する
予算100万円分の広告を全て主要サイト1つだけに掲載してしまうと、人気サイトであるために競合他社との上限 CPM および CPC の争いが起こり、莫大なコストがかかってしまう場合も考えられる。従ってユーザーの利用者数に限らず、個人のサイトや Blog を含め、健康食品関連のクチコミサイトを多数選択することを推奨する。主要サイトへの投下予算と、小規模サイトへの投下予算のバランスを取ることで、効率的な運用が見込めるのである。
レスポンスの悪いサイトを抽出し、改善施策を実施する
レスポンスの悪いサイトに対してはクリエイティブの変更を行い改善を図ったり、掲載を停止するなどのチューニングを重ねていくことで、「強い広告掲載プレースメントパッケージ」を作り上げることが理想だ。この広告パッケージの内容は、ビジネスモデルごと、広告主ごとに異なるものとなるだろう。また、プレースメントターゲットで実証されたレスポンスの良いサイトやクリエティブの知見を活用し、バナー広告に代表される純広告に展開してみてもよいだろう。
このように、さらに進化を遂げた Google プレースメントターゲット広告の運用が、今後の企業のマーケティング戦略の鍵となるのではないだろうか。
執筆:株式会社アイレップ 戦略チーム マネージャー 小原 和浩
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2007年11月15日 11:03 - [SEMコラム]






